カワサキ
「メイド・イン・カワサキ現代美術賞展」という
川崎をテーマにした公募作品展を観に、川崎市市民ミュージアムへ。
『川崎の過去・現在・未来の姿を自由な視点で鋭く表現してください』
という主催者の呼びかけに対して応募された、多くの作品から選ばれた
17作家の入選&受賞作品が展示されていた。
でも「これがカワサキなんだ!」という鋭くストレートな印象を受ける
表現の作品は無く、どの作品もそれぞれの作家個人の幾層ものフィルター
を通して表れてきた(川崎の)ソフトなイメージの作品、あるいは、あ
くまでもコンセプト上で(無理やり?)川崎と関連付けた作品が多くて、
なんとなく物足りなさと違和感を感じた。
まぁ、私のテーマ認識や見方が単純すぎるのかもしれないケドね・・・
しかし、この「物足りなさ」は、個々の作品の印象というよりは、
「展覧会全体の印象」と言ったほうが良いのかもしれない。
だって、入選作家(作品)が少なすぎて、会場内がスカスカなんだもん。
(これは出品作家の責任じゃぁないよ)
やっぱり、こういったガチッとしたテーマに合わせて作品を作ったり、
展覧会をやったりって難しいやね。
でもさぁ、ポスターやチラシに使われた美術館前のモニュメントの
トーマス転炉(写真・上)があまりにも象徴的すぎるんだよなぁ・・・
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